消費税増税に反対している人たちの一部理由がおかしい…

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大量の金

消費税増税を2015年の10月に予定していましたが、

あまりに景気が落ち込んだので見送りになりましたねー。

 

これについての是非は今回は置いておいて、

現在、消費税増税に反対している人が声高に唱えているこの文句を

皆さんはどう思いますか?

「消費税増税をする必要はない。国債は日銀が買えばいいじゃないか。」
「お金が足りないならお金を作ればいい」

僕の意見としては、頭悪すぎるんじゃないかと思ってしまいますね。

 

いいでしょうか。

政府の国債を日銀が永遠に買っていくことは不可能です。

難しい説明はしませんが、日銀に途中でガタがきた場合、国民にその負担がいきます。

なんでかというと、日銀が潰れそうになったときは

政府が損失を補てんすることになるはずです。(見捨てることはないでしょう)

政府のお金は国民からのお金ですよね?

てことで国民にさらに負担がいくことになります。

 

さらにここで出てくるのがお金を作ればいいじゃないか説ですね。

「お金が足りない」→「国の力でお金を作れるじゃないか」→「国民への税金じゃなくてお金作れ」

こんな感じですかね。

お金を作った結果、国民の生活がどうなるのか全く分かっていませんね。

 

例えば、今、遊戯王のレアカードがこの世にたったの5枚しかなかったとします。

この遊戯王のレアカードは5枚しかないために、1枚1万円で取引されていました。

しかしここで、このレアカードを1億枚に増やしてみんなが持てるようにしました。

“ほんの少ししかない”という価値を失ったレアカードはもちろん1万円の価値はありません。

100円くらいでしょうか。

 

これと同じようなことが起きます。

お金を作りすぎた結果、お金の価値が下がってしまうのです。

そうなるとコーヒー一杯1万円とか、おにぎり1個8000円とか
そういう世界に突入するのです。

 

つまりどちらにしろ国民が負担することに変わりありません。

これを理解しないで、上のような理由を述べている人はもう一度理由を見直しましょう。

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