仕事にやる気を出させるための経済学

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仕事休憩

どうも。たけしです。

今回は仕事にやる気を出させるための経済学を紹介します。

 

ある研究チームが学生を集めて次のような“やる気”を調べる実験を行いました。

その内容はずばり、

「1.4リットルの水を制限時間内に飲み干したら報酬(お金)をあげるよ」

というものです。

 

さて気になる報酬(お金)ですが、グループを2つに分けて
片方のグループには2ドル(約200円)、
もう片方には1ドル(約100円)か2ドル(約200円)渡すよと話しました。

制限時間内に飲み干す人が多かったのはどちらだと思いますか?

なんと、驚くことに報酬が「約100円か200円」のグループの方が飲み干した人数が多かったのです。

つまり報酬が不確定な方がやる気を出したのです。

 

「人間は不確実を嫌う生き物だ」なんてよく聞きますけど、
報酬に関してはふたを開けてのお楽しみが好きということですね。

 

では、組織のためにどう使えるでしょうか。

この前、とあるTV番組で、
「お店の売上が良かった月には、バイトにも『頑張り賞』としてお金を渡します」
という企業が紹介されていました。

これはよい例ですね。

 

正社員の給料はボーナスがあって不確実性がありますが、バイトはないですよね。
そこに不確実性を入れることでバイトのやる気がアップするのです。

あと、毎月というのはミソです。

 

正社員もボーナスがない月は給料が固定ですから、やる気が下がるものと考えられます。
なのでボーナスは月ごとや2月に一回にするのが良いと思います。

 

ということで簡単ですが、この辺にします。

ただ一つだけ、、、
今回のお話は以前紹介したインセンティブのお話に関係しています。
人を思い通りに動かすための経済学

このことから報酬は適切に設定しないと逆効果になるので気をつけましょう。

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