どうも。たけしです。
最近、安部首相が増税を実施するのか、見送るのかでニュースをにぎわしてますね。
消費税率が来年の10月に引き上げになるのかどうなのかは要チェックです。
しかし、本当思うのは日本の企業ってのは価格を下げることは得意だけど、
価格を引き上げるのはとても下手ですね。
今回の消費税の増税でどんな風に価格が変わったかを思い出してください。
2014年4月に消費税が8%に引き上げになった瞬間、
お店で値札を差し替えるシーンがTV上で放映されていました。
こんなあからさまなことやってるから消費が落ち込むんですよ。
どうせ消費税が上がることは事前に分かっているのだから、
それが分かった時点で値段を徐々に上げていく。
新製品とか出す時には最初から価格を上げておけば、
消費者は分からないでしょう。
このようにすれば消費の落ち込みが少なくすむはずです。
実はイギリスやドイツで増税を行ったとき、日本みたいに
「駆け込み需要」や「反動減」は起きていません。
彼らの値上げ方が徐々に引き上げるものだったからです。
つまり、彼らを見習って徐々に価格を引き上げていれば、
消費が激しく上下する状態にはならなかったかもしれないのです。
もうひとつ日本の価格上げについてダメな点があります。
それは、値段表示が「税抜き」になっていることです。
企業は
「消費者はお得感を感じて買ってくれるぞ」
とか考えてるのかもしれませんが、
そのおかげでこちらとしてはさらに負担が増えた感じがします。
1万円超さないように買い物したのに、
会計では1万円を超えてるとかばっかなんだから消費が落ち込むに決まってるじゃないですか。
これまで税込で表示していたのだから、きちんと税込で表示しましょう。
そうすれば家計の損失感を減らすことができて、消費が増えるでしょう。
企業は価格を値下げるときの勉強だけじゃなくて、
増税の際に値上げるとき、どうすればいいのかをもう一度確認しましょう。
TVとか新聞とか、メディアの報道の仕方を見てると
どうも良いイメージが持てなくなりますよね~
消費税はそもそも消費者からの預かり物なのだから、
消費者のことをちゃんと考えずに行動してては、
反発をくらうのも当然
消費者のことを考えての行動を、企業や政府も意識してほしいですね。
AQUAさん
コメントありがとうございます。
消費税の増税に耐えられずにGDPが下がる懸念もありますが、
先送りにすると国債の金利が上昇して政府債務が大変なことになる可能性もあります。
今後の動き方には注目ですね。